国立天文台と東京工大の研究チームは27日、おうし座の方角に、
木星の質量の8倍もある巨大な惑星を発見したと発表した。
太陽以外の恒星を回る惑星(系外惑星)は、これまで200個以上見つかっているが、その中でも最大級という。日本の研究機関が確認した系外惑星は3個目。
研究チームは、岡山県にある岡山天体物理観測所の直径188センチの望遠鏡で地球から149光年離れたおうし座の星団にある巨星「イプシロン」を観測した。
イプシロンの質量は太陽の3倍だが、大きさは約14倍に膨らんでいる。
3年間の観測で、イプシロンが、約595日間の周期でわずかにふらついていることがわかった。
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