DATE : 2009/02/18 (Wed)
恒星周囲のちりの円盤に氷=惑星の海の材料か-すばる望遠鏡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000032-jij-soci
ハワイのすばる望遠鏡で恒星の周辺に氷の存在が確認された。
さらにそれが惑星の海の起源になりうると言う。
しかも彗星によって運ばれると言う。
24日のルーリン彗星も違った見方ができるかもしれない。
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Yahoo!ニュースよりの引用
地球からおおかみ座の方向に約650光年離れた若い恒星を取り巻くちりとガスの円盤に氷が存在することを、神奈川大や大阪産業大、国立天文台などの研究チームが18日までにすばる望遠鏡(米ハワイ島)で初めて直接確認した。この円盤から惑星や彗星(すいせい)が形成されると考えられ、氷は惑星の海の材料になる可能性があるという。論文は米天文学誌アストロフィジカル・ジャーナル・レターズに掲載された。
この恒星「HD142527」は、質量が太陽の2倍弱で、誕生から約200万年と推定される。円盤の表面に当たった恒星の光の散乱を詳しく調べると、恒星から遠く離れた円盤外周部に氷が存在することが分かった。この氷とちりから彗星が生じ、彗星が惑星に衝突して、海のもとになるかもしれないという。
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