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DATE : 2007/04/20 (Fri)
 

 小惑星「イトカワ」には、川になる水も風を起こす空気もないのに、
地球上とそっくりな土砂崩れや地滑りの跡があり、
小さい岩石や砂利が低地に集まっていることが、
探査機「はやぶさ」が2005年11月に着陸した際に撮影した画像の分析で分かった。

東大や宇宙航空研究開発機構などの国際研究チームが20日、
米科学誌サイエンスの電子版に発表した。 
 過去に小天体の衝突などでイトカワ全体が揺れ動いたのが主因で、
微小な重力や自転の影響も加わって流動したとみられる。
不安定な傾斜地も多く、地表だけでなく、内部でも岩石が動いた可能性が高い。
東大の宮本英昭准教授は「天体全体でこうした『粉流体』(粉の流体)のような運動が起きているのが見つかったのは初めて」と話している。 
 地球と火星の間にあるイトカワはラッコ形で、長さが500メートル強、最大直径が300メートル弱。
小惑星の中でも小さく、重力は地球の数十万分の1。
天体同士が衝突して生じた破片が集まって形成されたと考えられ、
体積の4割がすき間。表面は大きな岩石が多いごつごつした地域と、
砂利が多い滑らかな地域が混在している。  

引用:時事通信社
 

小惑星群の中の一つの「イトカワ」に地滑りの跡が。 高々500m程度の天体での現象がわかるとは、観測技術も進んだものだ! 

20050815_hayabusa_pic01.jpg

 
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